フレームワークを作成するにあたっての指針その2

フレームワークを利用するプログラマが複雑な処理を書くとき、その複雑さを気持ちよく分散させる方向に誘導できる構成にする。
 シンプルの組み合わせで複雑な処理が書けるように誘導する。
 運用・保守時に泣いて喜ぶ作りである。
 
結局のところフレームワークの役割とはプログラマがシステムを作るときに楽であれば良いわけではなく、設計するときの指針にも影響を与えるべきだし、運用・保守のサイクルを見据えた時にメンテナンスしやすいシステム開発に誘導する必要がある。
フレームワークが開発のベースにあることで全てのフェーズの整合性と方向性を決定づける必要がある。
また、フレームワークは生きている必要がある。
毎日でもフレームワークは整合性と方向性を一致させたまま改善されていく必要がある。