通勤という危険

昔から私は、仕事をする上で通勤という行為が一番苦手である。
移動するのが面倒だからではない。
危険だからである。


フレックスが適用される会社も多いと思うが、
それでも大多数の人間が同じ時間に電車に押し込まれて移動する事になる。
この距離が長ければ長い程、他人とわずかな距離で過ごさなければならない。


これがどういう事かというと、
ウィルスや細菌が繁殖し、人間に感染するには願っても無い好条件だという事だ。
特に冬は乾燥しているため、その危険性がグンとあがる。


病気を患ってしまうと仕事をする事が出来ない。
にもかかわらず、大多数の会社が、
病気を患う危険を侵して通勤しないと仕事ができないというシステムになっている。


個人的には早く同じ場所に集まらなくても仕事ができるシステムが多数派になって欲しいと願う。
テクノロジ的には既に何年も昔から可能なのだ。
あとは、それに人の思考や社会の指向が追いつくだけである。


でも、多数派になるには、あと10年は待たないといけないかな。
10年じゃ無理かな。