ルールを守るという事

利害関係が発生するような場合、基本的にルールを守った方がトータルでは得をする。
例えば、仕事でルールを守らなかった場合、その人が守らなかったがために、プロジェクトの進捗が遅れたり、仕様書のメンテナンスがされていなくて、保守が困ったりした場合、その人の信頼は失墜する。


最初は、まぁ大目に見てもらえるかもしれない。
だが、回数を重ねる毎に信頼は失われていく。
そうなると、もうその人はまともに使ってもらえない。
周囲には、
「こいつと仕事をすると、トラブる。」
とか、
「こいつは使えない。」
と思われているからだ。


周囲はただその人を除外するだけで良いので、損は限定的だが、
その人は自分を除外するわけにはいかないので、信頼を回復するまで損は続く。

こうやって、結局、決められたワークフローやルールを遵守しないと損をするように出来ている。