スコープの広さに合わせて詳細度をコントロールしよう

たまに


・複雑すぎて良く分からない。
・考えなくてはいけないことが沢山ありすぎて、何から考えて良いかわからない。


となっている人を見かけるが、複雑な事象を複雑なまま考えてしまい、
その結果、思考が複雑になりすぎてしまって手に負えない状態になってしまう。


では、どうしたら良いのか。
答えは簡単である。
その領域を見る時、過度に詳細な情報が存在したら、フィルタリングしてしまえばよいのだ。


例えば世界地図に全市町村の名前が記入されていたら、何がなんだかわからない。
でも


世界地図には国名
日本地図には県名
県の地図には市町村の名前
市町村の地図には町の名前


といったように、適度に詳細がフィルタリングされていれば、読みやすいし、
より詳細な情報にアクセスするためのナビゲーションにもなる。



そのように考えなくてはいけない領域の全てが見たいのであれば、詳細を知る必要はない。
何を考えなくてはいけないのかがおおざっぱに分かればよい。
おおざっぱに考えなくてはいけない事が分かったら、
考えなくてはいけない事を一つずつ見ていく。
その時は、もう少し詳細まで知るようにする。
勿論、自分が把握できる範囲でである。
後はその繰り返しで、そのとき、考える範囲に合わせて詳細度を調整する。


その結果、複雑な事が、単純なパーツの集まりであることがわかる。
後は、単純なパーツ一つ一つについて、解決して行けば良い。
きっと、比較的悩む事無く、問題を解決できるはずだ。